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【ArcGIS Pro】#8 データの追加・挿入

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データの確認

対応データ(拡張子)

ArcGIS Proには、入力&出力可能なデータが数多く存在します。
記事内では、国交相が提供している国土数値情報のshape file形式(.shp)を用いて紹介します。
shape file形式のデータは、GIS上に直接参照・インポートが可能です。

下の画像は、ArcGIS Proに対応しているデータリストです。
(引用元:対応データ | ESRIジャパン (esrij.com)

データのダウンロード

国土数値情報ダウンロードサービス

国交相が提供する国土数値情報 GISホームページ のデータをダウンロードします。
下記の画像がダウンロードするデータの詳細情報です。下にスクロールすると、地域ごとの各種データがあるので、そこから対象地域を選択し、ダウンロードを選択します。(今回は過疎地域データを利用)

注意点

各種データは、座標系が指定されています。今回の場合は、「JDG2011」となっています。
GISでは、元の座標系を適切な座標系に定義することで、表示させることが可能です。

データの追加&挿入方法

注意点

ダウンロードが完了したら、zip形式という圧縮ファイルで保存されます。
必ず、全てのデータを展開・解凍後、保存したフォルダ場所を覚えておきましょう。

GISへの挿入方法は、表示タブ」→「カタログウィンドウ」→「フォルダーを選択します。

フォルダーに何もデータがなく、新規でデータ追加する場合は、右クリックでフォルダー接続からデータを保存したフォルダを選択します。

ポイント

フォルダを指定後、ダウンロードしたデータが入っていない場合は、「GISソフトを再起動」、
あるいは、「データの保存場所と接続したフォルダが一致しているか」を確認してください。

追加できたら「フォルダ」を開き、シェイプファイルマップ上でドラッグ&ドロップ」します。

すると、コンテンツウィンドウ(画面左)には表示されましたが、マップ上には表示されていません。


原因として、先述した「データの座標系」が「マップの座標系」と異なっているからです。
解決方法は、同じ座標系に定義づける必要があります。

座標系を定義するには

解析タブツール投影法の定義」を選択します。

今回用いたデータの座標系は、「 JDG2011」と定義されていました。
入力データセットは、「過疎地域データ」を指定し、座標系は「JDG2011」を指定します。

実行」を押すと、マップ上に表示されます。

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