学校メールを普段PC上で閲覧してしまい、確認が遅れてしまったケースはないでしょうか？
今回は、携帯（iPhone）に学校メールが届くようにする方法を紹介します。
・学校メールをiPhoneから確認したい方。
・アカウント登録したいが設定方法が分からない方。
今回は、標準メールアプリでプロバイダや独自ドメイン、学校などのメールアカウントを使う方法をご紹介します
- iPhoneの純正メールアプリ
iPhone標準の「メール」アプリは、複数のメールサーバーやメールサービスを利用できるマルチアカウントメーラーです。 設定次第ではメールアプリで様々な種類のメールを送受信し、一元管理できるのでとても便利です。
アカウントの追加方法
まず、iPhoneのホーム画面から「設定⚙」を探して開きます。
次に、設定画面から「メール（下記参照）」を選択するとメールの設定画面に遷移します。
遷移後、「アカウント（下記参照）」を選択し、「アカウントを追加」を選択します。
GoogleのGmailやYahoo!、iCloudは該当項目を選んで必要事項を記入するだけでOKです。
それ以外の場合、一番下にある「その他」を選んで「メールアカウントを追加」をタップします。
新規アカウントの記入では、名前（メールが届いたとき相手に表示される名前）、メールアドレス、パスワード、説明（アカウント名称の任意設定）の項目を入力し、右上の「次へ」を選択します。
選択後、右図で示すメールサーバの種類（IMAP or POP）を選択します。
IMAP（Internet Message Access Protocol）とPOP（Post Office Protocol）は、電子メールの受信プロトコルであり、メールクライアントとメールサーバの間で通信を行います。
学校メールは、学校のHPや情報センターから「学外からのメールの送受信」について案内がされていますので、指定のサーバとアドレス、パスワードを入力しましょう。
プロバイダやネットワーク管理者から教わった内容をそのまま記入しましょう。
IMAPは、メールサーバ上のメールボックスに直接アクセスするプロトコルです。
主な特徴は次の通りです。
- メールの同期: IMAPでは、メールクライアントとメールサーバの間でメールボックスの状態を同期することができます。つまり、複数のデバイスで同じメールボックスを使用している場合でも、既読/未読ステータスやフォルダ構造などが同期されます。
- メールの保存: メールはメールサーバ上に保管されます。クライアントは必要なメールをサーバから取得し、必要に応じて表示や編集を行うことができます。
- メールの管理: IMAPは、メールボックス内のメールの整理やフォルダの作成など、メールの管理機能を提供します。また、メールサーバ上のメールボックスに直接アクセスするため、オフラインでの操作も可能です。
- メールの保存期間: メールは通常、メールサーバ上に保存され続けます。削除されない限り、メールはサーバ上に保管され続けます。
POP（Post Office Protocol）とSMTP（Simple Mail Transfer Protocol）は、電子メールに関連する2つの異なるプロトコルですが、一般的に、電子メールの利用者はSMTPを使用してメールを送信し、POPを使用してメールを受信します。
POPは、電子メールの受信を行うためのプロトコルであり、メールサーバからメールを受け取り、メールクライアントにダウンロードします。POPは、受信したメールをクライアント側で管理するための手段を提供します。
SMTPは、電子メールの送信を担当するプロトコルであり、メールクライアントからメールサーバや他のメールクライアントへメールを転送します。SMTPはメールを受け取り、相手先のメールサーバに転送する役割を果たします。
- メールのダウンロード: POPでは、メールクライアントがメールサーバからメールをダウンロードします。メールはクライアント側に保存され、サーバ上のコピーは削除されます。
- オフライン操作: メールはクライアント側に保存されるため、インターネット接続がなくてもメールの閲覧や操作が可能です。ただし、他のデバイスとの同期は行われません。
- メールの保存期間: メールは通常、サーバからダウンロードされると、サーバ上から削除されます。メールはクライアント側でのみ保管されるため、バックアップや複数デバイスでの同期が制限されます。
- メールの単一デバイス利用: POPは、メールをダウンロードする際にサーバ上のコピーが削除されるため、複数のデバイスでの同期が制限されます。一般的に、POPは単一のデバイスでのメール利用に適しています。
ユーザ名（ユーザID）の部分に上記と同じメールアドレスを記入し、指定のホスト名（アドレス）とパスワードを入力し、「保存」をタップします。
保存が完了すると、アカウントに学校メールが追加されているはずです！（右図参照）
iPhone純正のメールアプリを開き、メールボックスを確認すると、追加されています！！
今までやり取りしたメールも受信できており、通常どおり返信や転送などの機能も使用可能です。
ぜひお試しをー！
